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ホットシートとは?(理論編)

 

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ホットシートの理解(練習編)

 

ホットシートとはダブルスの際に守りの上で非常に重要な

位置のことを言います。

具体的にどこかというと、センターラインとサービスラインの交差するあたり

左の図の薄赤の大き目の円で囲ったあたりを言います。

俗に言うセンターセオリーはこの位置を狙うことを言いますよね?

この位置を狙うことがダブルスの戦略の理解の第一歩になります。

じっくり理解しましょう♪

それでは左の図を使って説明します。

「2」がまずクロス方向へ「「4」へ打ってきました。

ここからの前衛の動きを考えていきます。

 

左の図のようにそのまま「4」が「2」へボールを返せた場合

特に前衛に打たれたりすることが無いので「ホットシート」を

狙われることにより危機を迎えることは無いでしょう。

しかし、「2」が深いボールを打ってきて「4」は相手側前衛へ

ボールを返してしまったとしましょう。

そうするとピンチです。

ホットシートが狙われるでしょう。

左の図を見てもわかるように「1」から見て相手側

前衛と後衛の間はガラガラです。

「1」が狙える場所は緑色で塗りつぶした範囲です。

赤色で塗りつぶした場所はかなりのチャンスボールが

「1」にあがってしまった場合かスーパーショットの場合と考えます。

※コートに来るボールを全部ケア(取る)ことは無理なので

相手が一番ミスをしてしまいそうな場所ばかり気にしても

仕方ありません。

 

ここでは相手が左の図のようにセンターを狙ってきた場合を考えます。

「3」が左図のようにそのままの立ち位置でそのボールを

取ろうとするとバックハンドで一番遠い位置で(一番力が入らない位置で)

ボールを取ることになりますので、

左図の緑で塗りつぶした方向へボールはほぼ帰ってしまうでしょう。

これでは相手の前衛にもう一度攻撃されてしまいます。

それでは「4」が左図のようにストレートへ打った場合すぐに

「3」がホットシートの位置へ動いてしまえば

もう少し力の入る位置でボールを打ち返せるでしょう。

寄るタイミングは「2」がこちらが嫌がるボールをクロスへ

打った時点でよいでしょう。

ストレートへ返ってしまう確立はかなり高くなります。

それも、コントロールできず浮いていることが多いでしょう。

※ロブで返すことも考えられますが、

上がっている間こちらには余裕がありますし

その間に「3」は後ろに下がってロブに備える必要があるでしょう。

この場合は別のポジションのとり方が必要なのでおいておきます。

今回はホットシートを攻められた場合です。

先にホットシートを守っていれば「1」が打ったボールにさわることが出来る

可能性があがりますね。

そして、「2」の方向へ返すことも先ほどよりはたやすくなるでしょう。

「2」の方向へボールを返すことが出来れば成功です。

上級者であればロブで「1」の上を抜くことも出来るでしょう。

まずはセンターを狙われている状態のピンチをしのぐことが出来ました。

「2」へボールを打ち返せたらすぐに赤い矢印のように

ストレートへ打たれる前に元に戻りましょう。

 

 

戻ったのを見れば「2」はクロス側へ打ってくるでしょう。

また、無理に「2」がストレートへ打ってきた場合、

今度は「3」がホットシートめがけて打つ番です。

この場合、「1」は「2」がストレートへ打ったことを知っていたなら、

上で説明したように即座にホットシートを守る必要があります。

守らなければその時点で「3」「4」のポイントとなるでしょう。

あくまでここではホットシートの基本とその守り方の基本を述べました。

でも、実践でこんな風にうまくいくかというとなかなかそうは行きません。

でも、左の図のような前衛の守る範囲がちょっぴりのようでは

困ります。

ホットシートを理解すれば、それは「ヨミ」へとつながり

「ゲームメイク」へとつながっていきます。

頑張りましょう。

 

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