まず、コーチは一体どんなことをするのか実際にボールを打って見せてあげましょう。
出来れば、みようみまねでもいいので同じことをしてもらったりすると、面白い動きをする人たちがいて
突っ込めば笑いが起きてくれるはずです '`,、('∀`) '`,、
次にコーチはトロフィーポジション(バンザイの状態)からゆっくり素振りをしてあげましょう。
そして、まねをしてもらいます。
このあたりから勘のいい人はおおよその振り方などが出来てくるはずです。
しかし、グリップが厚いままだったり、インパクトの際の手首の形が「く」の字になっていたりとまだ、改善点はあるはずです。
ここから講義を始めましょう。
まず、握り方から
握り方は「コンチネンタルグリップ(包丁握り)」にしてもらいましょう。
ここで、羽子板のように厚い握りで打つ癖をつけてしまうとあとで直りにくくなってしまうので出来れば
入門の段階では薄い握りで教えてあげましょう。
(厚い握りのサーブはいつでもできるようになります)
それではラケットを置いてもらって、上の図のようにポーズをとってもらいましょう。
脇は90°以上あけてもらい手のひらは正面側を向けてもらいましょう。
そして、このポーズをとったまま下の図の動きをしてもらいましょう。
足は固定したままこの動きをしてもらいます。
その際、手のひらをラケットということにして正面を向いたときにインパクトするというイメージを持ってもらいます。
腕を使ってのインパクトはなしで体をひねってそのひねり戻しで最初はインパクトしてもらいましょう。
ただし、正面以上は行き過ぎないで正面を向いた瞬間にはぴたっと止まってもらいます。(力の凝縮)
その次
上の図のように体をひねったときに右腕を図のようにしてもらいます。
そのとき、手のひらは上を向いているようにしましょう。
脇が90°以上相手以内と手のひらを上に向ける動作は非常に苦しくなっているはずです。
肘を高くかかげればかかげるほど楽に手のひらが上を向くことを教えてあげてください。
(腕が真上を向くまで肘を上げるのはやりすぎです)
そして、その状態から体をひねり戻し、最初の状態(インパクトの状態)に戻す動作をしてもらいましょう。
出来れば、ひねり戻す力は体を先に回して腕があとからついてくるようにしてあげましょう。
これでも苦しいので次は下の図のように体をひねり腕も引いた状態をしてやります。
そうすると簡単に手のひらが上を向き無理なくひねった状態を作れることでしょう。
ここまで来るとインパクトの際に大分と手にスピードが乗っていることでしょう。
その次は、ひねった状態のときに胸が少し上を向くようにのけぞってやりましょう。
そして、ひねり戻したときにはのけぞった体を起こしてやるようにしましょう。
すると、ひねった状態で下に下がっていた手のひらが
ひねり戻したときには自然と上に持ち上がってくるのがわかるはずです。
あとは下の図のように最初は肘が下がっている状態、ひねり戻したあとは肘が上がっている状態で
フィニッシュするように言います。
これがサーブの腕のメカニズムです。
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