上にあげたような図と同じようにクロスの糸が曲がっているなんて言うことはほとんどありませんが、
ほんの少しのことですがやはり弧を描いています。
横糸を一つ引っ張るごとにその糸をまっすぐにして、前の糸も、前の前の糸もまっすぐに直して・・・
まっすぐに見えても、実は錯覚で(円にまっすぐを書くのは難しい)まっすぐじゃなかったりするので、
そのまっすぐをすべてのクロスに出すことができるには本当に職人さんのような技が必要になってきます。
そのガット張りを1日に何十本とこなすプロのガット張り(ストリンガー)の方はさぞ神経をすり減らす仕事かと思います。
そこに、そのラケットの特性(硬いやわらかい・大きい小さい・・・)やガットの特性(細い太い・硬いやわらかい・・・)が加わり
その組み合わせをコーディネートすることは非常に難しいことだと思います。
違いがわかるプロテニスプレーヤーを相手にガット張りをするなんて恐ろしすぎます(((=_=)))ブルブル
話がそれましたがそれほど難しいことなのですから、私を含めそれのみを職業としていないアマチュアが
ガットを張ると確実に歪みます。
それをテニスがしたことが無い人間にガットを張ってもらうなどとてもじゃないができません。
見た目は糸が通っていますが、中身は似て非なるものですので張ってもらう相手は選びましょう!! |